アメリカ不動産の資産評価と市場価値の把握

投稿者: Reina Matsunami 投稿日:

市場価値(Market Value)とは、直近(過去180日間程度)の近隣の面積や形状が類似する案件の成約事例との比較により当該案件の市場価値を類似案件の成約価格帯や面積単価などから算出する額。

 

資産評価額(Appraised Value)とは不動産を融資を活用して購入する場合などに金融機関が不動産鑑定士を雇い、当該案件の現地を調査しながら近隣事例及び当該案件の状態などを調査し算出される額。

 

これとは別に査定評価額(Assessed Value)と称し、各地方自治体(当該物件が所在する郡)が固定資産税を決定する際に査定する額もあります。

 

不動産の評価額や価値を調べる際には、不動産市場が売手相場なのか、買手相場なのかによっても、考慮すべきポイントが異なります。

融資を活用して不動産購入する際には、融資機関が不動産鑑定士に依頼して査定を行った際に、売主と売買契約で合意した金額より評価額が下回ってしまう場合に備えて、評価額が合意価格を下回った場合に取引をキャンセルできる条項を網羅しておくのが理想だが、売り手が強い市場においてはこの停止条件が売主側に受け入れられない傾向もあるので、評価額に応じて融資金額が取引中に下がることを想定すると自己資金の増額が求められます。

 

固定資産税評価額(Assessed Value)などを前もって把握しておいて、売買合意価格より固定資産税評価額が著しく低い場合は、鑑定評価額も合意価格を下回る可能性を踏まえた価格交渉が求められるので、様々な物件情報サイトなどを活用して事前に頭に入れて不動産購入オファーに臨むことが重要になりそうです。

いかがでしたでしょうか?

今は全くアメリカへの移住後の生活が想像つかないという方でも、これからもうすぐ移住予定という方でも、知っていて損はない情報かと思います。アメリカへの移住は大きな決断です。失敗のないよう、知識もしっかり身につけていきたいですね。 

Goldseaiでは長年の経験があるスタッフでなければ分からない知識も交えて、交渉サポートいたします。お気軽にお問合せください。

Reset password

Enter your email address and we will send you a link to change your password.

Powered by Estatik