カリフォルニアの人口分布に変化?

今回はロサンゼルスの人口流出に関して、そしてそれによる住宅価格の変化についてを記事にまとめました。 コロナパンデミックによる価格変化   1 アメリカの雇用と収入額が深く関係   2 LA内陸部と沿岸部の住宅価格   3 州外への人口流出    4 今後予想できること   5 まとめ   6 1. コロナパンデミックによる価格変化 2020年コロナパンデミックにより、生活様式や雇用状況の大きな変化に伴い、内陸部と沿岸部の人口率や住宅価格に変化がみられました。ロサンゼルスのデイリーブリーズ社の記事によると、2020年8月時点の賃料水準のデータからはカリフォルニア州内陸部の地域では賃料上昇は3.5%程度、沿岸部の地区では0.1%の下落傾向を記録していましたが、経済が再開されつつある2021年8月時点には内陸部で賃料が12.5%の上昇を記録し、沿岸部では1.9%の下落傾向が見受けらました。 2. アメリカの雇用と収入額が深く関係 ィコロナによるロックダウン直後の2020年には、パンデミックによる住宅価格の値下げと、テレワークが推奨された事により住居スペースの拡張の需要増加により、内陸部への人口流出が目立ちました。しかし最近の経済再開を受け、内陸部の賃料の上昇に加え、支払いに追いつかない住居者が増えたことにより、CA州外への人口流出に拍車がかかっているようです。 3. LA内陸部と沿岸部の住宅価格 カリフォルニア州の内陸部の郡の戸建不動産の中間値は$389,000で前年比22%5増に対して沿岸部では$909,000で19%増と両地区ともに上昇しているます。2倍以上の価格差がありますが、賃料水準で比較して見ると内陸部の郡内での平均賃料が$1610に対し沿岸部の郡内では$2054 とあまり差が広がっていないという特徴が挙げられます。内陸部の賃料高騰に伴って住宅購入をあきらめて内陸部の賃貸に移住していた層が、激しい賃料上昇に対応しきれなくなって州外へ流出しているということで今後の秋冬のカリフォルニア州内の経済状況と不動産の価格および賃貸水準に注目したいところです。 4. 州外への人口流出 これはコロナパンデミック前からのことですが、カリフォルニア州は全体に見て住宅価格が高いことで知られています。今回のパンデミックにより一時的には価格が低くなったものの、最近の経済再開を受けて再び値段が戻りつつある傾向にあり、州外への転居を余儀なくされる方々も多いようです。理由としては失業保険の延長により働かない選択をする人々が多いという事が挙げられます。失業保険といっても月$2000前後するLAの賃料を支払うほどの補償は受けられないため、ならば州外へ…という選択になるようです。 もう一点は、テレワークで自宅から仕事ができる人々が増えたことも挙げられるでしょう。職場に近い場所に住まずとも、インターネットさえあれば仕事ができるという認識が瞬く間に広まりました。ファミリー層にとっては、賃貸や住宅価格が高いLAの戸建てに住むよりも州外の安い家を購入した方がスマート…という考えになるのは自然なことなのです。 5. 今後予想できること ではロサンゼルスの住宅価格と人口流出に関して、今後はどのような事態が予測されるのでしょうか? これは筆者の予測ですが、2021年から2022年まではコロナの影響はまだまだ続くと思われます。しかしこれによるアメリカ住宅価格への影響は低いでしょう。 理由として、世間がコロナに慣れてきたこともあることで今後ロックダウンになることは予想しづらく、今まで封鎖していた国境も再開を目標に動いていくのではないでしょうか。そしてその動きとともに経済再開も更に本格化、よって住宅価格にはそこまでの変化が起こることは予想されにくく、人口も雇用が安定すると共にCA州では増えていくと予想します まとめ いかがでしたか? 今回はLAの人口率と住宅価格の変化についてでした。 ピンチはチャンスという言葉もあるように、見方を変えてみるとまた別のビジネスチャンスへ繋がることもあるでしょう。テキサスやラスベガスへ転居するファミリー層も増えています。特にテキサスはトヨタの米支部があることで街も活性化し、新たな日系ビジネスが続々と生まれている場所でもあります。別の観点からの物件投資やビジネス展開…コロナで変わる世界で新しい思考やビジネスが受け入れられる確率は非常に高いものになるでしょう。 まずはお問い合わせから

投稿者:Hanae 投稿日時:

南カリフォルニアの住宅価格、変化の兆し?

前年比との価格変動 南カリフォルニアの6つの郡の2021年7月の中間価格は過去最高を更新し$681,750で前年同月比で17.5%の上昇を示し、過去12か月間で$102,000も上昇する結果となりました。 以下に前年比との上昇率を出してみましたが、この上昇率は日本では考えられない数字ですね。筆者が住んでいるロサンゼルスでは年々物価や住宅価格の高騰しています。それに伴い平均お給料も日本に比べて高いのが特徴です。 南カリフォルニアの住宅価格の変動を見ると、数年前に購入して高額で家を売り、それを元金にして新たに投資するという富裕層はとても多いです。未来の投資に賭けるには夢のある金額…という見方もできますね。 郡別の中間価格 ロサンゼルス郡 $795,000 (前年同月比18.7%増) オレンジ郡 $904,000 (前年同月比16.6%増) リバーサイド郡 $525,000 (前年同月比23.2%増) サンバナディーノ郡 $455,000 (前年同月比21.3%増) サンディエゴ郡 $730,500 (前年同月比15.2%増) ベンチュラ郡 $735,000(前年同月比16.5%増) 南カリフォルニア州今後の住宅価格の見通し 今後も緩やかに価格上昇の見込みがあると言われています。 ただし、どこでも良いというわけではなく、同じ南カリフォルニアであっても場所により不動産の価格は大きく異なってきます。今後価格が伸びるであろう住宅を購入するには、いくつかヒントがありますので、是非以下を参考にされてみてくださいね。 学区レベルが良い お子様がいる方は必須項目ですね。学区レベルが良い=治安が良いという構図になります。治安が良いエリアは必然的に住宅価格も高いですが、その周辺での職業もお給料がほかに比べて高い傾向です。好エリアであれば住宅価格が今後急激に下がる…ということも考えにくいです。 都市開発が進んでいる アーバインが良い例です。近年開発が進むアーバインは、治安もよく街も綺麗、もちろん学区レベルも平均して高く、ファミリー層から大変人気の高いエリアです。この一帯の住宅価格は数年前に比べるとぐんと高くなっています。最近ではオリンピックに向けてイングルウッドも開発されています。イングルウッドは決して治安の良いエリアとは言えませんが、都市開発で今後住宅価格が上がることを見越し、主に白人の投資家が家を買い取っている傾向にあります。 近年価格が上がり続けている都市 ロサンゼルス・カリフォルニア州 ホノルル・ハワイ ラスベガス・ネバダ州 ダラス、ヒューストン・テキサス州 なぜ価格値上がりが続いているのか アメリカでは人口増加とともに経済も成長し続けいています。人口が増え、新たな産業やビジネスが生まれ、そして雇用ができる…株も値上げを続けているので、もちろんそれらに伴い住宅価格も上がり続けている傾向にあります。 アメリカの代表的な企業は色々とありますね。例えばApple、Google、Amazonなどなど…世界で知らない人はいない、そして日々の生活で手放せないサービスや商品を作っている会社がいくつもあります。 例えるのであればサンフランシスコはアメリカナンバー1のシリコンバレー地区です。上記で上げた企業はもちろんの事、IT産業のメッカとなっています。産業が増え生産し、雇用が増えてその土地の経済が活性化するというのはとても理にかなった作りです。 サンフランシスコは全米トップ3に入る住宅高騰都市です。そしてこれらの企業に勤める彼らの年収は平均よりも高く、結果住宅価格や物価も高騰を続けるという事になります。 アメリカで住宅を購入する利点とは 人口が減り続けている日本に対し、アメリカは年々人口が増えています。今後も緩やかに数字は伸び続け、価格も上昇を続けると予想します。 ではアメリカで不動産を購入する事に具体的にどういった利点があるのでしょうか?下記で簡単にまとめてみました。 今後も価格が伸びる可能性が高い こちらは記事で詳しく紹介していますが、今後もアメリカ住宅価格は伸び続けると予想します。 中古の売買がメイン アメリカでは中古の住宅を売り買いする事が主流です。古い住宅をリノベーションしたりします。そのため築50年以上という物件もかなり多くいですが、築年数はあまり気にせず購入する方が多いです。 日本からでも家の貸し借りが可能 我々のようなエージェントを通したり、専門の業者を雇えば家のメンテナンスも定期的に行えます。 日本にいてもどこにいても、家のメンテナンスの心配がなく家を貸すことも可能です。もちろん貸している間は定期的に家賃収入も入ります。 まとめ いかがでしたか? アメリカの不動産を投資目的で購入する方は日本人のみならず、中国、韓国や他国でもかなり増えています。特に南カリフォルニアは気候と産業の為か人口増加も著しく、経済も上昇を続けています。今後開発が進む都市や、土地の価格が上がるであろう場所、投資するに見合うかどうかは専門のプロにお早めに相談する事がもちろん大事です。経済と深く繋がる住宅価格…今後も世界情勢と合わせて注目していきたいですね! Goldseaiでは長年の経験があるスタッフでなければ分からない知識も交えて、交渉サポートいたします。お気軽にお問合せください。

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